はじめに

FPに相談する理由

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FPに相談するメリットは、資産運用の効率アップだけではありません。


はじめに – 資産運用の考え方 から読む


他にも、生命保険の見直し、節税対策などでメリットを出せる場合があります。

具体的に、私が過去にご相談を受けた中で、すぐにお金の流れが改善した あるいは今後改善が見込まれる事例を思いつくままに挙げてみます。

 

  • 打ち合わせの中で、ある所得控除を年末調整で使っていないことに気づき、
    過去5年分の税還付金として、80万円以上を取り戻せた事例
  • マイホームの売却にあたり、売り方を工夫することで、当初の見積もりよりも
    手取り額を300万円以上増やせた事例
  • リタイアメント資金の準備に個人型確定拠出年金を使えることに気づき、
    節税効果だけで、200万円以上の改善が見込まれる事例

 

ただし、このようなシンプルな事例ばかりではありません。

例えば、住宅ローンを固定金利から変動金利に借り換えれば、月々の返済額は下げられますが、将来金利が上昇すれば、必ずしも有利にはなりません。

生命保険の見直しも、保険料を削減することは簡単ですが、必要性の高い保障まで削ってしまう、せっかくあった貯蓄性まで失ってしまうなどであれば、適切とはいえません。

資産運用もそうですが、あるメリットをとれば、他のメリットを失うといった関係が成り立つことがほとんどです。

上に挙げた個人型確定拠出年金の事例も、実は、原則60歳まで換金できないデメリットなどがあり、
一方的に有利とは限りません。また、個人型の加入要件に当てはまらない方もいます。

 

間違いの予防

ところで、お金の面でのアクションは、実行したあとで誤りに気付くことがあります。

その場合取り消しが効かなかったり、取り消しに大きなコストが掛かったりすることがあります。

ここで大事なことは、それぞれの選択肢のメリット、デメリットを十分に理解したうえで、事前のプラン(計画)を立てることです。

ファイナンシャル・プランナーは、その名の通り、お金のプランをサポートする専門家です。

FP的に大事なことは、いくらプラスになったか、ではなく、「計画通りだったか」です。

例えば、アベノミクスの上昇局面では、運用が数百万円のプラスになった方もたくさんいますが、
たまたま運が良かったというだけでは、プランによる成功とはいえません。

 

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FP森本直人の思い

あなたの大切な資産は、あなたの暮らしと密接な関わりがあります。

そのアドバイスを金融機関任せで本当に大丈夫でしょうか。

金融機関は、あくまで金融商品の購入場所としての価値があります。

金融機関の相談窓口で、いきなり「おすすめ商品」が出てきて、戸惑ったことはありませんか。

もちろん、金融機関のやり方がよいわるいという話ではありません。

お伝えしたいのは、「役割の違い」です。

ちなみに、FP事務所のコンサルティングサービスは、これまで、個人と個人の信頼関係のもと、本気で生活者の側に立った、アドバイスを実践することで、利用者から評価を受けてきました。


利用者の声


例えば、FP事務所では、「おすすめ商品」の前に「プラン」を提示し、「考え方」をお話しできます。

利用者は、そのプランや考え方をもとに、あらゆる選択肢の中から最適なものを選ぶことができます。

最終的に選ぶのは、あくまで利用者自身です。

このサービスが広く普及すれば、安心してお金の相談ができる場所ができます。

時代の変化とともに、日々、イノベーションは起こっています。

利用する人が、増えれば増えるほど、FP事務所のサービスも進化します。

森本FP事務所も、その中で役割を担っていけるよう、引き続き努力していきます。

 

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